親戚の葬儀に参列する場合、どこまでの続柄が親戚として求められているのか、判断に迷う人は少なくありません。基本的に3親等までは親族として考えられていますが、それ以外、例えば従兄弟やはとこの場合には、親族よりも一般の部類に入るといわれています。
親族として認められる範囲は叔父、叔母までなのですが、叔父やおばの付き添いとして従兄弟が親族として数えられる場合はもちろんあるでしょう。また、配偶者の親族の場合、故人との付き合いの長さによって親族としての対応が決まります。
それ程親しくなければ、供花や弔電、香典を託す程度になるといわれていますが、親しく付き合いをしていた場合には、葬儀に参列することは必要でしょう。ただし、配偶者の判断にもよる為、親しく付き合いをしていた場合であっても配偶者へ相談する事が大切ですが、海外出張中などですぐに相談できない場合は、配偶者の親・兄弟に相談することを忘れないでください。
ただし、個人が家族葬として望んでいる場合には、親族でも遠慮したほうがいい場合もあります。別名密葬といわれていますが、この場合、故人の遺志によって連絡が来たら葬式に出るといった形になることが少なくありません。
本当に親しい相手だけに連絡が来ることが多いため、密葬が増えているといわれています。亡くなられた方との続柄だけではなく、親しくやり取りをしていたかどうかによっても決まる為、なくなられたことを聞いても必ず参列すべきか、確認しましょう。