社会人になって初めてのお通夜やお葬式のときには、作法や服装などが分からず慌ててしまうという方も多いでしょう。今までは、せいぜい親戚の葬儀くらいしか行ったことがなかったり、制服を着て参列していたり、親と一緒に何となく参列していたり、そんな方の場合いきなり社会人として葬儀に行くのは少し緊張してしまいますよね。
一番気になるのは、やはり服装でしょう。学生のうちは制服で参列していた方も、卒業や就職を機に喪服を用意するようにしましょう。一見黒のスーツと同じように見える男性用の喪服ですが、比べてみると違いが分かります。
女性の場合は、ワンピースなどを選ぶ場合が多いとおもいますが、スカート丈や袖など、肌の露出はできるだけ避けるようにしましょう。アクセサリーに関しても、結婚指輪とパール以外は外していきましょう。
葬儀の服装は、通常、黒やグレーといった暗い色のものを選択します。フォーマルスーツを用意しておくと安心です。しかし、学生や子どもなどは学校の制服でも構いません。いわゆる正装という形であれば、マナー違反にはならないはずです。
フォーマルスーツなどを持っていない人は、持っている服の中から地味めのものを選ぶか、一時的にレンタルしてみるというのもいいかもしれません。いざという時のためにも、冠婚葬祭時に役立つ衣裳のレンタル店を探しておくことをお勧めします。
また、葬儀での服装があまりにも変わっていると、参列した人たちから注目されてしまいます。身内や親戚はもちろん、会社関係や友人など、いろいろなところでマナーを注意されることもあるはずです。場合によっては故人のイメージも悪くなってしまうので、参列するからにはきちんと事前に確認しておいた方がいいかもしれません。
葬儀の服装に関してはマナー本などで確認できます。もしくはインターネットでも検索できます。